現代メディア論(2018-)

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3年次以上の学生が受講できる専門科目です。

この授業では「現代メディア」として、私たちの社会で重要な役割を担っているポピュラー音楽(ポピュラーミュージック)を取り扱います。特に、ポピュラー音楽とアイデンティティの関係について学びます。メディアについて理論的に学んだことがない学生を想定していて、この講義では現代メディアの状況を理解するための基礎的な、しかし専門的な内容から学習します。

最終的には、ポピュラー音楽が私たちのアイデンティティの問題と深く関わっていること、さらに現代のグローバル社会においてどんな役割を果たしているのか、理解することを目指します。全15回を通じてさまざまな具体例を検証し、全員で手と頭を動かしながら考えることで、あなた自身がポピュラー音楽文化の担い手のひとりとして一歩を踏み出してもらうことを目指しています。

シラバス

年度によって内容が異なるので、注意してください。

※ 2018年度以前の「現代メディア論」授業内容とシラバスについては、こちら

※ 授業運営の方法は他の科目とも共通するので、別ページ「授業の進めかた・ルール」にて紹介しています。総合的な情報は「授業」のページも見てください

関連音楽プレイリスト

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参考文献リスト

この授業では教科書は指定しませんが、さまざまな専門書や論文を参考にしながら構成されています。もし関心のあるトピックがあれば、以下の参考文献リストを参照して、さらに知識を深めてください。

1. はじめに

なし

2. なぜポピュラーミュージックとアイデンティティが関係するのか

  • サイモン・フリス『サウンドの力:若者・余暇・ロックの政治学』晶文社、1991年。 加藤ゼミ所蔵あり
  • 小泉恭子『音楽をまとう若者』勁草書房、2007年。 Library
  • レイモンド・マクドナルド、デイヴィッド・ハーグリーヴズ、ドロシー・ミエル編著『音楽アイデンティティ:音楽心理学の新しいアプローチ』岡本美代子、東村知子共訳、北大路書房、2011年。 Library

3〜5. アメリカでの誕生(1)〜(3)

  • 大和田俊之『アメリカ音楽史:ミンストレル・ショウ、ブルースからヒップホップまで』講談社、2011年。 Library
  • 明石紀雄、飯野正子、田中真砂子『エスニック・アメリカ:多文化社会における共生の模索 第3版』有斐閣、2011年。 Library
  • ウェルズ恵子『魂をゆさぶる歌に出会う:アメリカ黒人文化のルーツへ 』岩波ジュニア新書、2014年。 Library
  • フランシス・ニュートン『抗議としてのジャズ<上>・<下>』合同出版、1968年。 Library
  • ジェームス・M・バーダマン『ロックを生んだアメリカ南部 : ルーツ・ミュージックの文化的背景』村田薫訳、NHKブックス、2006年。 Library

6〜9. イギリスでの受容(1)〜(4)

  • イアン・イングリス『ビートルズの研究:ポピュラー音楽と社会』日本経済評論社, 2005年。(Inglis, Ian, ed. The Beatles, popular music and society: a thousand voices. Macmillan, 2000.) 特に、ジョン・マンシー「第3章 ザ・ビートルズと若者たちの風景」69-99頁、アンディ・ベネット「第11章 「シッティング・イン・アン・イングリッシュ・ガーデン」:ビートルズと1990年代のブリット・ポップ・グループの歌における「英国人気質」の表現法の比較」323-47頁。 Library
  • 川端康雄、河野真太郎、佐藤元状、大貫隆史、秦邦生『愛と戦いのイギリス文化史:1951‐2010年』慶應義塾大学出版会、2011年。特に、武藤浩史「第6章 ビートルズ:時代と階級・言葉と身体力・セクシュアリティ」119〜136頁。 Library
  • ディック・ヘブディジ『サブカルチャー:スタイルの意味するもの』山口淑子訳、未来社、1986年。 愛知県図書館所蔵あり・加藤ゼミ所蔵あり
  • Simon Frith and John Street. “Rock Against Racism and Red Wedge: From Music to Politics, from Politics to Music.” In Reebee Garofalo, ed. Rockin’ the Beat: Mass Music and Mass Movements. Cambridge, MA: South End Press, 1992, 67-80.
  • 渡辺潤『アイデンティティの音楽:メディア・若者・ポピュラー文化』世界思想社、2000年。 Library

10〜14. 日本での展開(1)〜(4)

  • みうらじゅん『アイデン&ティティ 24歳/27歳』角川文庫、1997年。 加藤ゼミ所蔵あり
  • 南田勝也『ロックミュージックの社会学』青弓社、2001年。 Library
  • 南田勝也『オルタナティブロックの社会学』花伝社、2014年。
  • 宮入恭平『J−POP文化論』彩流社、2015年。特に、「第1章 J-POPをめぐる諸相」21〜50頁。 Library
  • 難波江和英『恋するJポップ:平成における恋愛のディスクール』冬弓舎、2004年。 加藤ゼミ所蔵あり
  • 香月考史『「アイドル」の読み方:混乱する「語り」を問う』青弓社、2014年。特に「第3章 音楽としての「アイドルらしさ」」109-133頁。 加藤ゼミ所蔵あり
  • 吉見俊哉、土屋礼子編『大衆文化とメディア』ミネルヴァ書房, 2010年。特に、曹李昇美「第12章 ナショナルな「日常」としての韓国、オルタナティヴな「想像」としての日本:社会的・歴史的脈絡からみた韓国の若者のJ―pop消費」309-350頁。 Library
  • 宮入恭平『ライブハウス文化論』青弓社、2008年。 Library
  • 遠藤薰編著『グローバリゼーションと文化変容:音楽、ファッション、労働からみる世界』世界思想社、2007年。特に、木本玲一「第4章 日本におけるラップ音楽市場の自律化-ローカライズド文化からローカル文化へ」126-148頁。 Library
  • ヨラン・フォークスタッド「国民アイデンティティと音楽」、レイモンド・マクドナルド、デイヴィッド・ハーグリーヴズ、ドロシー・ミエル編著『音楽アイデンティティ:音楽心理学の新しいアプローチ』岡本美代子、東村知子共訳、北大路書房、2011年、197-213頁。 Library
  • 中村和恵「「わたしたち」 のポジション:アジア・太平洋の言論の自由と日本のヒップホップ・ナショナリズムを考える」『世界』759(2006年): 305-13頁。 Library
  • 増淵敏之『物語を旅するひとびとII:ご当地ソングの歩き方』彩流社、2011年。 Library

15. まとめ

なし

その他の参考文献

(K-Popに関心のある受講生向け)

  • 石田佐恵子、木村幹、山中千恵『ポスト韓流のメディア社会学』ミネルヴァ書房、2007年。 Library
  • クォン・ヨンソク『「韓流」 と 「日流」 文化から読み解く日韓新時代』 NHK ブックス、2010年。 Library
  • 吉光正絵、池田太臣、西原麻里編著『ポスト〈カワイイ〉の文化社会学』ミネルヴァ書房、2017年。 Library
  • 井上貴子『アジアのポピュラー音楽:グローバルとローカルの相克』勁草書房、2010年。 Library